心's book/著:心楽学校

我輩は誰だろう。。肩書きはまだない。。。でもいい。心を伝えていく事だけは決まっている。

当たり前と感謝は反比例?!

「仕事やめたいんです。販売のお仕事なのに、週末が休めるなんて恵まれているとは思うんですけど。。別に販売の仕事でなくてもいいし。。でも、なんか、こんな事を繰り返しているだけのような気がして、本当に辞めたいのかも、よくわからなくなって。。」

お仕事に関するお悩みです。
私が気になったのは、このお仕事を辞める・辞めないよりも、
①恵まれているとは思うと口にはしつつも、その実感があまりない事 と
②繰り返している
という2点です。

②から、それが、もう癖のようになりパターン化されている事が推測されます。
①からは、キーワードは「感謝」と感じました。

③「売り上げが上がっているから、週末休みたいと言えば休めるんです。」
④「私が休みたいと言い出すと、必ず休むので、誰もダメとは言わないです。」
という彼女に考えて欲しいのは
③も④も、それは当たり前なのか?という事です。

その職場では当たり前かもしれませんが
もっと視野を広げてみたら、他の職場では、どうでしょう。
或いは、同じ職場であっても、上長が変わると、どうでしょう。
また、会社の方針が変わると、どうでしょう。

ここで、くれぐれも誤解のないように、お伝えしておきますが
今回、お伝えしたい事は、
・辞める事は正しくなくて、辞めない事が正しい
・感謝がある事が良くて、感謝がない事がダメ
などの判断(ジャッジ、○か×か)を伴うものではありません。
判断とは結びつけず
ただ単純に、
この、今の自分の考え方は、当たり前なのか?、絶対的ものなのか?と自分に問うという事です。

もっと万人的な例えですと、
多くの方が、明日も今日と同じ日常が繰り返されてると思いがちかと思いますが、それは当たり前?それは絶対?といった感じです。

自分の当たり前を疑う(減る)と感謝が生まれる(増える)?
私には、まるで、反比例の関係のようにも思えます。
そして、当たり前と思っていた事が、自分の思い込みかもしれないと気づけたら、次のステップへ変わるきっかけの時だと思っています。

あ!な〜んて偉そうに書いてますから、さも、私自身は感謝出来る人物であるように読み取られるかもしれませんが、いえいえ、私も、残念ながら、あまり感謝のない人間でした。以前よりはマシになったとは思いますが。苦笑。

これまた余談ですが、私はジャッジを減らすと、それまでよりも生きやすくなると感じています。こちらについても、また記事にしたいと思います。

今回、こんなお悩みを話してくれた彼女の今後が楽しみです。
どうぞ、皆様も御参考下さいませ。
最後までお付き合い下さり、いつもありがとうございます。